ようやく両親の年賀状作りに取りかかり始めたところで、早くも飽きてきてこのブログを書き始めてしまいました

映画賞シーズンが始まり、
ニューヨーク映画批評家協会賞・ロサンゼルス映画批評家協会賞などで
最優秀作品賞
等を受賞し、アカデミー賞の行方を占う
ゴールデングローブ賞でも6部門にノミネートされ(最優秀賞が発表される授賞式は2011年1月16日の予定)、今シーズンのアワードレースぶっちぎり感のある話題作
「ソーシャル・ネットワーク」
世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、“フェイスブック”をハーバード大学寮の一室から始めた19歳のマーク・ザッカーバーグ。
5億人の友達を創った男は、何を手に入れ、何を失ったのか (映画ちらしより)実は私、半年ほど前には“フェイスブック”とは何なのかもよくわかっていませんでした。
そんな自他共に認めるアナログ人間の私でもデジタル時代の波に押し流されるかのようにiPhoneを手にしツイッターを楽しんでいます。
まさに
『今』を切り取ったような題材でしかも前評判高いこの映画にはかなり興味津々でした。
“フェイスブック”を創った人ってわずか19歳だったの

その人のサクセスストーリーを描いた作品な訳ね


最近作風が変わってきてはいるものの鬼才と呼ばれる
デヴィッド・フィンチャーが監督というのもあってかなり期待値高くいざ鑑賞。

映画本編が始まった頃には眠気の極致で(またかいっ

)ちょっと朦朧としていたのですが、恐ろしいほどのマシンガントークに目が覚めました

とにかく頭のいい若者たちの台詞は全編を通して洪水のごとく膨大で刺激的。
以下
ネタバレあり☆折り曲げます。
ストーリーは想像していたサクセスものとは全く違っていて、意外に淡々と話が展開されていきます。
主人公が訴えられる
2つの訴訟審議と
学生時代から今日までの軌跡が交差していて、最初ウトウトしていたためにこの時間軸を行ったり来たりの構造を理解するのに少し時間がかかってしまいました

主人公のマークは頭はいいが人付き合いは下手くそないわゆる変わり者。共に“フェイスブック”を立ち上げた親友で資金提供者でもあるエドゥアルドとは考え方の違いから少しずつ溝ができてきますが、ナップスターの創設者ショーン・パーカーとの出会いによってマークとエドゥアルドの亀裂は決定的になってしまいます。
登場人物全てのキャラクターがしっかり作りこまれていてそれを若手俳優さんたちが見事に演じきっています

もう見るからに胡散臭いショーンを簡単に信じてしまうマーク、ビジネスとして冷静に“フェイスブック”を見ているようだが不安定で危ういエドゥアルド。皆さんまだまだ
青い青い
ジェシー・アウゼンバーグが偏屈な主人公マークを 新スパイダーマンに抜擢されたイケメン
アンドリュー・ガーフィールドが親友エドゥアルドを演じていますが二人とも自然で素晴らしいです。


この右側が見るからに胡散臭いショーン・パーカーです

タランティーノと田原俊彦を足して2で割ってさらにずーーっと若くしたような感じの顔ですが、グラミー賞受賞のアーティスト、
ジャスティン・ティンバーレイクという人らしい。この人もめっちゃ役にハマってました

あとエリート意識の高いボート選手の双子兄弟が出てくるのですが、あまりにそっくりなので本当の双子が演じていると信じきってましたが、実際は
アーミー・ハマーという一人の人物だったことにびっくり

まんまと騙されましたね

最後は「えっ、もう終わりなの


」という位にあっけないです。
まだまだ話は続きそうなところでストーンと幕を落とされます。
そして主人公が
何を手に入れ、何を失ったのかを象徴するような終わり方であり、ネットユーザーなら虚しさとともに共感もできるラストとなっています。
ちなみに実際のマーク・ザッカーバーグという人を検索してみたら・・・
1984年生まれの26歳、世界で最も若い億万長者に当時25歳で選ばれていてこんな人です


あどけない笑顔ですが億万長者ですぅ

マーク自身は映画は現実とはかなり違うと言っているようですが、ファッションは同じような感じらしい。

いかにもオタク風なGAPの着こなしデスネ(笑)
ハーバード大学の学生生活が垣間見れたり、ボートレースの映像が美しかったり、見どころはいろいろあるのですが、何といっても緻密に作りこまれている映画的面白さが際立っています。
監督デヴィッド・フィンチャーと脚本家アーロン・ソーキンの職人芸のような今作は、決して派手な娯楽作品ではないので、どちらかというと通好みの作品だと言えましょう。
でも通ならきっとうねり声をあげてしまうほどに見事な傑作に仕上がっています

ずばり、
アカデミー賞はこれだな(ってまだノミネートも発表されてないし他の作品についても全く知りませんがね

)
テーマ : 映画レビュー - ジャンル : 映画
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